ついに発見!!
栗の栽培を始めて5年半が経ちました。
都会っ子の僕(ホンマかいな(^_^;))が、栗の栽培をするにあたって気を付けていることがあります。
1.能勢町の方と、しっかりコミュニケーションをとること。
2.できるだけ、環境に負荷を与えないこと。
3.里山の魅力を街の人に発信すること。
4.途中で投げ出さないこと。
以上の4つ。
1.僕は生まれも育ちも、能勢町から少し離れた吹田市。栗畑は、能勢町にあります。
栗栽培は、昔から能勢町で盛んにおこなわれてきました。いわば、能勢町の文化。
能勢町の先人、先輩方の経験をもとに、栗栽培を後世に遺していきたい!!
そんな思いで始めました。
2.と3.、栗栽培を始めてから、いろんな生き物に出会いました。中には現在、絶滅を危惧されるような生き物もいます。
化学肥料や農薬を使ったりすると、もっと楽に効率よく、栗栽培ができるかもしれません。
でも栗の木を中心に、数多くの生き物のなりわいがそこにあって、化学肥料や農薬を簡単に使うと、バランスが崩れてしまいます。一度崩れたバランスは、なかなか元には戻りません。
能勢町の、栗栽培を中心にした里山の風景は、大阪の都心部からも近く、身近で、とても貴重。
街の方々と、この貴重な里山の魅力を共有し、能勢町の方々と共に、里山の保全に取り組んでいきたいと思っています。
4.僕が今管理している栗畑は、8~9割の木が枯れていました。
よく、桃栗3年と言いますが、実際には僅か3年で再生できるほど、簡単ではなく。
栗栽培の先輩方からも、10年は覚悟しないといけない旨、聞いてました。
ですので、一喜一憂することなく、がむしゃらに力まず、長期戦を心掛けてきました。
こんなことを心掛けて5年半が経ちました。
正直、あっという間です(^_^;)
おかげさまで、ここまで投げ出すこともなく、まだまだ栗畑というには程遠いですが、ほんの少しずつ栗畑の再生は進んできましたm(__)m
家族の理解や協力はもちろん、これまで本当にたくさんの方々に助けていただきました!!
ありがとうございますm(__)m
そしそして、つい先日、栗畑の再生が進んでいる証拠と言いますか、
大阪府で、絶滅危惧種Ⅰ類に指定されてます、大変珍しい蝶々を見掛けました。
【キマダラルリツバメ】
幼虫期、ハリブトシリアゲアリというアリに、餌を貰いながら、共生して育ちます。
国のレッドリストでは、準絶滅危惧種として扱われてますが、大阪府では、絶滅危惧種Ⅰ類。
能勢町でもあまり見られないそうです。
今回、ラッキーなことに、僕のすぐ側に偶然停まりまして、慌ててスマホを取り出すも、焦ってロックの解除もままならずでした(^_^;)
動画も少し録れましたが、翅を広げるところは見れず、バビューンと飛んでいきました(とにかく飛ぶスピードが半端ないって!!)
肝心の栗はというと、まだまだ赤ちゃん♪
これからもどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m