収穫終盤
今年の能勢町全体での栗の総括。
収穫が始まるのが遅く、収穫の終了が早い。
こういう年は…、はい、残念ながら、不作です😭
しかも、昨年同様に、超不作です🙇
ただ、ひとつ朗報を言えば、ウチの栗は、平年並みでした😊
これを踏まえて分析すると、しっかりと管理をすれば、ある程度の不作は回避できる‼
今年の夏は、変則的な梅雨でした。
空梅雨かと思うと、その後しっかりと降り、猛暑続きの夏。
栗の実が成長する時期に土壌の水分を切らしたか、保てたか。
ここが大きな分岐点となりました。
ここ数年来、苦しんできた夏場の水枯れ…
これまで、雑草と栗の「水の奪い合い」は、雑草を刈ることで、栗に水分を与えられると思っていました。
だから、夏場は特にこまめな草刈りを心掛けてきました😅
でも、これは今思えば、土壌中水分の蒸散を加速させていたように思います。
草刈り後のクリ園は、長靴の足の甲の部分が火傷するほど熱くなります。
一方でチカラシバやススキ等、ある程度背丈の高い雑草のなかでは、草露などもあって、さほど熱くなりません。
7月に訪れた岐阜県の栗園では、あまりキッチリと草刈りをしないとのこと。
で、思い切って今年は夏場の草刈りを控ました。
もちろん、園内は草ボーボー。
ご近所さんも、これまでマメに草刈りをしてきた僕が、遂に嫌気をさしたと思われたようで、
「仕事、忙しいんでっか?」
と、遠回しな嫌味を言う始末🤣
でも収穫を迎えて、冷たい視線を我慢した甲斐がありました
周辺の皆さんが収量減に苦しんでいる中、平年並みの収量でした~😊
でも、早速ご近所さんと、草ボーボー栽培法について、情報共有させていただきました😊
地球温暖化による夏場の対処法として、これからのスタンダードになるような気がします。
そろそろ、渋皮煮も始めます😊