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津村屋

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栗栽培ブログ

夏の干ばつにも負けない土壌づくり

2020.11.11

今、ウチで管理している栗園。
昔から栗を植えていて、美味しい栗が毎年育ちます。
斜面も西向きで、土壌も黒ぼく、栗栽培にはとても好条件。

それでも年々進む温暖化の影響もあり、夏場の干ばつを乗り越えるのが大変となりつつあります。

今年は梅雨明けがたまたま遅く、干ばつによる被害はあまり受けませんでしたが、それでも2本の木さん枯れてしまいました。
今のままでは、夏場に枯れてしまう木がたくさん出てしまいます。

そこで、できるだけ土壌深くまで掘り、そこに枯れ枝や栗の皮など、有機物を混ぜることで、土の保湿力を向上させ、
また栗の根を深くまで誘導してやることで、夏場の干ばつに負けない土壌づくりを進めています。

先ずはまだ根の活動が活発な若木の付近から始めます。

多少、根を傷付けてしまうこともあると思いますので、少しずつ、様子を見ながら進めます(^^)。

この付近は、50センチ程度までは、有機物が見られましたが、それ以降になると、想像以上にカッチカチでした。

ざっと1メートルほど掘り、栗のイガと栗の剥きガラを投入。

ユンボで、土とよく混ぜ合わせました。

 

来春はこの方法で下処理した後に、苗木を植えようと思います。

栗は栗から芽を出すとき、芽と同じ長さの直根が真下に伸びます。

苗木で売られているものは、この直根が切られてありません。

でもこの直根が、これからの過酷な気象条件では必要になるのではと思うのです。

 

これからは直根第1で植えていこうと思いますm(__)m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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