夏といえば‼︎ やっぱ虫取りっしょ♪
うーん、暑い‼︎
梅雨明けからなかなか雨が降ることもなく、暑い日々が続きます(^^;)
実は梅雨明けからの2週間というのが、その年の栗の生育に1番大切な時期なんです。
栗が暑さに慣れるための準備期間。
この2週間の間に、栗は暑さに慣れる準備をします。
この時期に大切なのは、「水」。
水を切らしてしまうと、栗の木は自ら、それまで付けていた実を落とします。
これが生理落果。
酷い時には、木自体が枯れてしまいます。
だから、昨年のように梅雨明けが遅い年には、水が切れないので、あまり、生理落果が起きない。
でも今年のように、梅雨入りは早かったものの、梅雨明けが例年通りの場合、水が切れてしまいます。
昔は梅雨明けしても、適度な夕立ちがあり、水が切れなかった。
ところが近年、夏の猛暑に加えて、夕立が局地的で、降るところは、山が崩れるほど降りますが、少し離れた地域では全く降らなかったりということが起きています。
我が能勢町倉垣地区では、今年、梅雨明け以降、夕立ちがゼロ(TT)
このままでは生理落果どころか、枯れてしまう木も出てきて…
既に4本の老木が枯れてしまいました(TT)
来年からは、もっと密植させたり、嫌地対策で栗とは異なる木を植えてみようと思います。
で、冬に作った貯水槽から、毎度夕方ポンプで水を汲み水遣りをしていますが、なかなか追いつかない。
特に水を必要とする苗木には、ペットボトルで作った簡易的な点滴灌水を今年から本格的に試みたのですが、これが良い感じ
こんな感じです。
ただ、この後、ポンプで水汲み中、ホースが外れ、ポンプが暴れて、ポンプが貯水槽へ…
それを阻止すべく、ポンプを捕まえたのですが、ポンプ諸共、自分まで貯水槽へ真っ逆さまにダイブ〜♪リアル「犬神家の一族」。
はい、結果全身びしょ濡れ、メガネ紛失。ポンプオシャカ、身につけていたカッターナイフ、蚊取り線香が見つかりませんで…
まぁ、大きな生け贄のおかげか、2日後にまとまった雨が降りました(^^)
で、長い前振りでしたが、暑い夏企画、
「虫取り大会」を行いました〜♪
午前の部、夜の部と、予定していましたが、
この日は昼まで雨だったので、夜の部だけを決行。
まぁ、いつも見るクワガタやカブトムシなどは
もちろん、デッカイ蛾など、種類も様々。
あまりアップでの写真は自粛させていただきますm(__)m
当初、専門家の方には、「8月は虫の数は多いが、種類は少ない。」と伺っていたのですが、
いざ日没後、来るわ来るわ、小さな虫から大きな虫まで。
ちょうど栗の天敵、カミキリムシやセンチコガネも集まり、彼らにゃ悪いけど、その場で捕殺(^^;)
専門家の方もビックリするほど、当初の予想(20〜30種類)を大幅に超えて、約70〜80種類もの虫たちが集まったとのこと。
栗園における生物多様性のポテンシャルの高さが確認されました(^^)
手付かずの雑木林ではなく、人の手が入った里山にこそ、多様な生物が生きていけるということなのだと思います。
古来から里山では、人と生き物は、共に、持ちつ持たれつ生きてきた。
栗栽培を通じて、これからもこの営みを、大切に守っていこうと思いますm(__)m