栗栽培ブログ
これからは、接木です。
2021.04.01
3月は過去最高の平均気温だった近畿地方。
何しろ、南国宮崎や鹿児島と変わらない気温だったとか(^^;)
例年ですと、ちょっとひと息できるところが、
今年は桜が咲き、タラの芽出るし、栗の芽も日に日に膨らんできたので、急遽接木をしました。
冬に剪定した際、取っておいた銀寄の穂木を、
加工します。
穂木の芽を2つくらい残るように切り、
よく切れるナイフ(今思えばカッターでもいいような)で、上の写真みたいにスパッと切ります。
台木の方は、穂木がピタッと密着するように、木質部を少しかすめて、真っ直ぐ切り込みを入れ、
穂木と台木の形成層がピッタリ付いた状態でテープでぐるぐる巻いて、一丁あがり〜♪
あとは、切り口に接ロウを塗って乾燥防止します。
芽吹きの際、シャクトリムシが悪さをするので、袋をかけた方が良いのでしょうが、面倒なので、省略。
昨秋シシに折られた若木の全てに接木し、
直植えした台木にも接いだので、全てで、約30本くらいですかね(^^)
9割付けば成功ですので、いくつ付くのか?
何しろ、昨秋根本付近から折れた若木ですので、
不安しかない(-_-;)
昨今の夏場に起こる干ばつを考えると、これからは直植えの台木が良さそうな気がします。
本当でしたら、直植えした台木にしたいのですが、
まだまだ養生中ですので、とりあえずは…
駆け足で来た春。
何かこちらまで、急かされているようで、落ち着きませんが、
やっぱり春は気持ちいいです♪
さぁ、いよいよ令和3年度の栗が芽吹きますよ〜
例年通りの気候でありますようにm(__)m