メディア紹介
新聞「毎日新聞」で、三色彩道(さんしきさいどう)の和菓子が紹介されました。
2013.04.06
三色彩道モチーフ「大学スイーツ」発売『吹田の新名物に』
吹田市昭和町の和菓子店「御菓子司 津村屋」が、市北部の紅葉の名所「三色彩道(さんしきさいどう)」をモチーフにした和菓子を発売した。地元の大学生のアイデアを生かした「大学スイーツ」の一つで、店主の角村茂さん(38)は「吹田の新名物に」と意気込む。三色彩道は、紅葉が美しいフウなどの木々が約500メートルにわたって立ち並ぶ千里ニュータウンの並木道。紅葉の時期には、毎年多くの人出でにぎわう。和菓子は、ようかんの上に寒天が乗った2層構造となっている。透明な寒天に葉っぱに見立てた赤、黄、緑の3色のようかんを閉じ込め、紅葉が深まる様子を表現。土台部分のようかんの風味や色は季節に合わせて変える方針。現在は刻んだ桜の葉を混ぜたピンク色のものを使い、春らしさをアピールしている。考案したのは関西大文学部3年の宇都宮あかりさん(20)。吹田市に本拠を置く4大学の学生がスイーツのアイデアを競い合うコンテストで優秀賞に輝いた作品だ。審査員だった角村さんが目を付け、コンテストを主催した吹田にぎわい観光協会の後押しもあって商品化に踏み切った。宇都宮さんは「頭の中にあったものが形になって感動している。三色彩道の名が知られ、吹田がにぎわうきっかけになれば」と話している。250円。すべて受注生産で、注文から受け取りまで1週間~10日を要する。問い合わせは津村屋(06・6381・5485)。