店主ブログ
5年経ちました。
2012.06.26
先日、末っ子の娘が5歳の誕生日を迎えました。
末っ子は大阪生まれの大阪育ち。生まれる少し前に、大阪へ戻ってきたので、
上の娘や、嫁はんも大阪へ来て5年が経ちました。
5年も経つと、上の娘たちもすっかり大阪弁が身に付き(初めは心配しましたが・・・)、
娘につられて、嫁はんまでもが大阪弁(ちょっとけったいな感じです)。
今さらですが、振り返ると、時が経つのは早いですね。
さすがに末っ子は甘えん坊で、まだまだ赤ちゃんのような存在です。
ところが、こないだ突然、
「面白くないから、ひとりで公園に行ってくる。」
と言い出しました。
その時はなだめて、思いとどまりましたが、数日後、僕がいないときにまた言い出したそうです。
公園までは信号のある大通りを渡らなければ行けません。
ばあちゃんが、後を付けて行くと、赤信号でチョコンとひとり青信号に変わるのを待っていたそう。
青に変わって平然と公園まで行き、ブランコを楽しんだとか。
ふと、幼い頃にテレビで観た「僕は5歳」という映画を思い出しました。
高知県で祖父母と暮らす5歳になる男の子が、スケッチブックを頼りにたったひとりで、大阪の父親のもとへ行くという話。
5歳の子のことを気遣い、ついた嘘が返って傷つけてしまう。大人へ不信感を募らせた主人公が、大人の目をかいくぐり、
捕まらないように知恵を搾って勇気を奮っての大冒険!
実話だそうですが、幼いながらに「スゲェ?!!」と思わされた映画です。
子供は大人より敏感で、鋭くて、逞しくて、傷つきやすい。
不信感を持たれないよう、頑張ります。