傘の餅
おかげさまで、無事、父の四十九日法要を済ませることができました。
これまでお世話になりました皆様、ありがとうございます🙇
昨夏より、父が体調を崩し、晩秋には余命宣告を受けました…
当時まだ先が見えないコロナ禍、母の強い要望で自宅療養を選択しました。
いろいろな負担も考えられましたが、看護師さんやヘルパーさんのおかげで、自宅で最期を迎えることができました。
父が亡くなり、小言も無くなり、少からず戸惑いもありますが…
父は絵に描いたような【昭和の職人】でして、
高下駄履いて、手先が器用で、腕の立つ職人ですが、
口下手で、人に対する振る舞いは不器用。鉄拳制裁は当たり前😅
休日も仕事するほどの仕事人間。
幼い頃、あまり遊んでもらった記憶も無く、少し寂しい思いもありました…
でも、今思えば、男親ってこんなもんかなぁ〜、
とも思います😅
和菓子作っている後ろ姿がカッコ良かったのを覚えています。
とても大きな背中に見えました。
今自分は、あの時の父のように、カッコイイ背中になっているかな…
1つ、心残りを言えば、もっといろんな話をしておけば良かったかなぁ😅
和菓子の話はもちろん、昔話を中心に、父の思っていることを、たくさん聞いておけば良かったなぁ〜。
僕は、卒業後10年程、他所の和菓子屋さんで働いた後、父と仕事をすることになりました。
勿論、ぶつかる、ぶつかる…🤣
売り上げがしっかりとあれば、僕が黙って父のやり方を引き継げば良いのですが、実際は順調に右肩下がり😭
いろいろ見直すにあたって、ホントぶつかり倒しました〜
あまりにぶつかり倒したもんで、余計に気まずく、益々話さなくなりました…
でも、結局はだいたい僕の言う通りにさせてもらってます😅
父は、僕に嫌われてると思っていたかもしれませんが、
僕が自分で同じ仕事を選んだんですから、…そこは、言わなくてもわかってください😅
僕に嫌ごとを言うたり、叱ってくれる人がいなくなりました。
これからも引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、どうぞ宜しくお願いします🙇