店主ブログ
小っちゃいけれど、イッチョマエ!!
2011.08.01
箕面へ行ってきました。
箕面市の止々呂美(とどろみ)地区は昔から柚子(ゆず)の産地として知られています。
いつもお世話になっている「中政園」http://www.nakamasaen.com/の中上さんに柚子畑を案内していただきました。
今年の生育状況は今のところ順調です。
昨年は出来が悪い「裏年」の上に、猛暑の影響で散々でした。
例年通りの暑さでありますように。
ただ、中上さんによると、
今一番の心配は暑さよりも動物による被害だそうです。
シカにイノシシ、カラスやサルが主な加害獣です。
お話を伺っている最中も、絶えず2~3分感覚で威嚇用の発砲機が鳴ってました。
箕面の柚子は「実生栽培」と言って接ぎ木ではなく、種から育てています。
種から育てることで、実ができるまでに15~20年という長い期間が掛かります。
でも、そのおかげで農薬いらずの逞しい木になり、また香りも一層強くなるのです。
まだまだこれくらい小さな柚子ですが、ビックリするくらい柚子特有のいい香りがします。
「ちっちゃいけれどイッチョマエ!」
「ナメたらあかんで!(酸っぱいで)」
とでも言っているようです。実際メチャクチャ酸っぱかった~!
いつも柚子のことをメインに、たくさん話してくださいます、
中政園の中上さん。(腰に下げているのは蚊取り線香)
今年の柚子、楽しみです。