栗栽培ブログ
やっぱり剪定😅
2023.03.09
急に春めいてきて、まだ終わらない剪定作業に焦ってます😅
もう、園内は春の訪れ。
フキノトウがポコポコ出とります😊
それでも何とか先に、施肥は済ませましたので、やれやれです。
山際の園は大まかな剪定が終わり、
後は母樹園と、成木の細かな剪定。
成木ほど、丁寧に剪定をしないと、枝が混み合うとすぐに弱ってしまいます。
かと言って若木は若木で、今後の樹形を整える大事な作業。
どちらにせよ、剪定はとても大切な作業なんです。
この木は母樹園に生えている銀寄。今のところ、樹勢はすこぶる強いのですが、幹の根元をよく見ると、虫喰いの痕が…
僕が管理するまで、5年ほどは手付かずだったので、初めて見たときにはとても高木でした😅
すぐ隣には民家があるので、先ずはバッサリと上に伸びた幹を太ももの高さで伐り、下枝だけを残しました。
その際、切り口の面取り(樹皮の角を削り取り、カルス形成を促し、切り口の治癒を促す)をし、
切り口にトップジンペーストを塗り(切り口の腐敗を防ぐ)ました。
3年ほどが経ち、切り口に虫の侵入が見られたので、虫喰い部分を削り取り、再びトップジンペーストを塗布。
このまま切り口が治癒してくれれば、樹勢は維持されるでしょうが…
この隣りの木も樹勢が強く、しかもその木との距離が短いので、どの向きの枝を活かすか、とても悩みました😅
結局東西の枝を活かすことにしましたが、芽吹いてからどうなることやら…
民家がすぐ隣りなので、民家寄りの枝は全てバッサリ!
結果母枝がたくさん付いていた枝だったんですけどね~😭
この枝だけで、一本の成木の半分の剪定枝😅
もっと隣りとの距離に余裕があればなぁ〜。
いずれはこの木の隣りの木を優先した剪定になるなぁ~😭
今、園内では梅の花盛り。
あと少し、頑張りま〜す🙇