店主ブログ
栗から育てた栗羊羹『銀寄』順次製造中です(^^)
2020.11.05
栗から育てた栗羊羹『銀寄』。
順次製造中です(^^)
前回、甘露煮を作るところを少し見ていただきました。
今回は、羊羹でいう、『餡』の部分と最後の炊き込みのところ。
『銀寄』の羊羹は、小豆を全く使っておりません!
ですので、羊羹でいうところの餡までもが、銀寄の栗からできております。
銀寄の皮を剥き、蒸し、そして、裏ごしをします。
で、できたものがコチラ⬇︎
細かなメッシュで裏ごしをすることで、舌触りが滑らかになります。
ただ、なかなか通らない…気長な工程です(^^;)
この状態で羊羹にしても、砂糖がうまく馴染まず、細かな粒が残ってしまいます。
ですので、この細かなそぼろ状の栗で、更に栗きんとんを作ります(^^)
この工程だけで、1日。
上の写真が栗きんとんです。
で、翌日。
こちら水無瀬神宮境内の『離宮の水』で、羊羹を炊きます。
収穫から約一か月間低温熟成させ、糖度を増した銀寄を、3日間かけて炊いた甘露煮、丸一日かけて作った栗きんとんを使って、ようやく栗羊羹『銀寄』の完成ですm(__)m