栗栽培ブログ
グルングルン、廻るよ資源はどこまでも~♪
2015.08.06
今更ですが、当店では大阪府能勢町で栗の栽培をしています。
今年は例年に比べ、シカによる食害が酷いですが、それでも「銀寄栗」の木は健気に枝を目一杯広げ、葉を生い茂らせて成長を続けています!!
春先に元肥といって、栗の栄養源、堆肥(化学肥料は与えません!!)を与えましたが、実を大きく育てる今の時期、堆肥の効力が減少してきます。
そこで、当店では、通常廃棄される残さや、玉子の殻や、クルミの皮など、
生ゴミと呼ばれるモノを、乳酸菌のちからを借り、堆肥として再資源化し、栗の栽培に利用しています。
玉子の殻を投入し、1~2日でこの通りです(^^)
化学肥料のように即効性はありませんが、良質な有機物として、土壌を豊かにしています。
それは、当初に比べ、土がふかふかと、柔らかくなったことからも明らかで、
初年度に植え、2度、シカの食害に逢った「豊希」、昨年はこのように弱々しい痩せっぽっちの苗木でしたが、この堆肥を与え続けたところ、
ご覧のように立派になってきました!!
春先には枯れ込んでいたのですが…
限りある資源を、里山と都市部で、グルングルン循環させながら、里山を守っていく!!
微力ですが、当店が目指す取り組み、今後とも続けていきますm(__)m
御菓子司 津村屋 角村 茂
〒564-0028 大阪府吹田市昭和町14-16
℡・FAX 06-6381-5485
E-mail info@osakamon.jp
URL https://www.osakamon.jp