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津村屋

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店主ブログ

みのー1グランプリ!

2017.05.04

当店で、大阪・箕面市産の柚子を使った和菓子を作って7年ほどが経ちます。

はじめは、

「箕面で柚子なんて採れるんや~(°▽°)」

と、ビックリしましたが、柚子畑へ行き、

生産者さんから直接お話を伺う中で、

箕面が柚子栽培に適していることや、箕面の柚子が「特別」であること、箕面の柚子栽培の歴史が古いことなど、勉強させていただきました。

柑橘類といえば、海辺の斜面をイメージしますが、柚子は潮風を嫌うので、潮風の当たらない山間部での栽培が適していて、四方を山に囲まれた箕面、止々呂美地区はまさに柚子栽培にピッタリの土地柄。

箕面の柚子は実生栽培。他の柑橘類では接ぎ木や挿し木が一般的ですが、実生栽培にすることで、病気に強く、香り豊かな柚子が育ちます。

但し、種を植えて実が成るまで、約20年。

「桃栗3年、柿8年、柚子の大馬鹿18年」

との慣用句があるくらい。

それだけ、長い時間をかけて育てられた柚子が現在まで、受け継がれているんです。

今でも樹齢50年以上の樹はザラで、100年以上の樹もあるくらい。

江戸時代中期には栽培が始まったと言われています。
こんな素晴らしい箕面の柚子ですが、今、存続の危機なんです。

柚子は、山間部の傾斜地で主に栽培され、草刈りや剪定作業をするのも大変な上、5センチ以上もある鋭いトゲが、立ちはだかります(^_^;)

ご多分に漏れず、箕面の止々呂美地区も高齢化が著しいのが現状。

箕面の柚子を絶やすまいと、

近頃ようやく、行政を中心に、地域ボランティア「柚子サポ」の皆さんの協力のもと、柚子の保全活動が始まりました\(^o^)/
当店も、和菓子を通して、少しでも箕面の柚子、保全活動に協力できれば、との思いから、今日まで、続けてきました。
前置きが長くなりましたが、

この度、箕面キューズモールさんで、

箕面の柚子を使った食べ物を一同に介して、

多くの方々に、箕面の柚子の素晴らしさを楽しんでいただけるイベントが開催されます\(^o^)/

みの-1グランプリのページ

当店自慢の「箕面の柚子わらびもち」をグランプリに出品します\(^o^)/

どうぞお立ち寄りくださいm(__)m

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