店主ブログ
大阪産(もん)ってやっぱりエエわ~。
2010.04.16
今日は三笠(みかさ)についてです。
「どらやき」とも言いますが、津村屋では「三笠」で販売しています。
最近ではいろいろな種類の三笠を見かけるようになりました。
ウチのは一見、オーソドックスな類で、中にはつぶあんと栗が入ってます。
が、しかし、違うんですよ。
1 玉子が「大阪の地玉子」。
2 生地もあんも全て手作り
3 玉子の割合が高い。
4 その結果、「しっとり」感が凄い。
まず、焼く前の生地です。
ちょっと暗いですが、黄色が濃いでしょ?
風味もいいんですよ。
画像ではなかなか伝え難いのですが・・・。
この写真の右端にちょっとだけ写ってる「サジ」を使ってすくいます。(ぺちゃんこのオタマみたいな道具です)
サジですくって一枚流し、またすくっては一枚流すの繰り返しで・・・、
地味でしょ?
よーく見ると、上の5枚はプツプツと泡が出ています。しばらくすると、ひっくり返す頃合いです。
ひっくり返すと。
この色が、「大阪の地玉子」の色です。
このときのかおりはついつい、つまみ食いしてしまいたくなります。
こんがり焼けているのにしっとり。
優れたたまごを新鮮なうちに焼いてしまう。
単純なことですが、とても大切なことなんです。