この栗きんとん、原材料は、栗と砂糖だけ!とってもシンプルですが、栗を何度も裏ごししているので、なめらかで濃厚。
口の中でとろける、ほんまもんの栗きんとんです。使用している栗は大阪能勢(のせ)の能勢ぐり。
大阪能勢町の当店の栗畑で収穫した栗や、契約農家さんから直接買い付けた新鮮な栗を蒸し上げ、栗そのものの素朴な甘味を引き出しています。
※栗きんとんは、期間限定商品です。(9月中旬~栗がなくなり次第終了。)
甘味が強く大粒な能勢の栗の100% 大阪、能勢(のせ)地方は日本の栗の品種の中でも3本の指に入る「銀寄(ぎんよせ)」発祥の地で、この地方の栗を「能勢ぐり」と呼んでいます。「銀寄」は、1個の平均の重さが20から25グラムと栗の中でもとても大きく、甘味が強い優良な品種です。栗きんとんの栗は、この「能勢ぐり」を100%使っています。 |
能勢ぐり「銀寄」の名前の由来 なぜ銀寄(ぎんよせ)って言うの?少しだけ名前の由来をご紹介します。今から約240年前、現在の能勢町の人が、広島から持ち帰った栗の実を植えたところ、これまでにない立派な栗をつける樹ができました。この栗は増殖されどんどんと広まっていきました。天明・寛政年間の大飢饉の時です。この栗を出荷すると多くの銀札(当時のお金)を寄せることができ、地域の農民を救いました。以来、この栗は「銀を寄せる」という意味で「銀寄」と呼ばれるようになったと言われています。 |
程よく蒸し上げた栗を、一つ一つ丁寧にくり抜きます。渋みが出ないよう出来る限り渋皮が入らないよう注意します。
口どけの良い栗きんとんに仕上げるため、何度も裏ごししてなめらかにします。
何度も裏ごしをした栗は、このようにキメ細かくサラサラになります。
裏ごしした栗に、砂糖を加え、熱の伝わり方が柔らかい銅鍋で煉っていきます。
粗熱をとったら、キメの細かい布巾で、1つ1つ丁寧にしぼって成形していきます。
これで栗きんとんの出来上がりです。
ここからまた手作業で1つ1つ個包装していきます。
じゃらんに掲載されました!(2011年12月29日)
産経新聞に掲載されました!(2011年10月8日)