郷土吹田「吉志部(きしべ)神社」あたりの登釜で焼かれていた「平安宮軒丸瓦蓮華紋」※を形どった和菓子です。生地は、アーモンドパウダーを使用し香ばしく焼き上げ、中には、黄味あんをたっぷりと入れています。香ばしくまろやかな味わいの和菓子で、どなたにも喜ばれるおみやげに。緑茶にももちろん合いますが、お客様の中には、コーヒーと相性がピッタリとおっしゃられる方も多く、ご好評をいただいております。
※「平安宮軒丸瓦蓮華紋(へいあんきゅうのきまるがわられんげもん)」…平安宮用に焼かれていた丸瓦の紋の一種。延暦13(794)年に桓武天皇が着手した平安京造営当初の瓦を生産するために吉志部瓦窯の操業が開始されました。現在、吉志部瓦窯跡は国の史跡に指定されています。
餡にも生地にも、産みたて新鮮「大阪地玉子」 和菓子「吉志部きしべ」の餡は、黄味あん。白あんに卵黄を加え煉り上げます。餡の炊き方も重要ですが、素材そのものの新鮮さも大切。綺麗な地下水と澄んだ空気。 適切な環境のもとで大切に育てられた大阪地玉子を、自ら直接養鶏場へ買い付けに行き、“産みたて”を加工しています。もちろん生地に使う玉子も大阪地玉子100%で、地玉子ならではの、まろやかな味わいの和菓子に仕上がっています。 |
和菓子「吹田銘菓・吉志部」の餡は、昔ながらの銅鍋で炊いた白あんに卵黄を加えて煉り上げた黄味あん。なめらかな舌触りとまろやかなお味になるよう、とことんこだわって作っています。
開業当初から販売している、和菓子「吹田銘菓・吉志部」。今も昔も変わらず、手作業でひとつひとつ木型で抜いて成形していきます。
その日の気温や湿度などを考慮し、温度と時間を調整しながらオーブンで香ばしくサクッと仕上がるよう焼き上げます。